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SAFERとは

Sexual Assault-Free Environment and Resilience

(性暴力のない環境と一人ひとりの内なる力を信じて)

SAFERとは、性暴力被害者の何らかの支援をしている方たちに向けた研修プログラムです。

性暴力は知らない人からの一度だけのものだけでなく、知っている人から何度も被害にあうという形のものも非常に多く起きています。
警察や病院、緊急的な支援が必要な被害者の方々も、恋人や知人、上司、親など知っている人からの暴力で苦しんでいる被害者の方々も、全ての性暴力の被害者の方々が適切な支援を得られ、二次被害をうけないよう、質の高い支援が提供できる支援者が多数必要になってきます。
現在、性暴力・性虐待の支援に関するワンストップセンターが各地に立ち上がっています。性暴力への支援が増えていくことは画期的なことですが、しっかりとした理解のないままの支援により、被害者が二次被害でさらに傷つくことは避けなければなりません。

SAFERでは、性暴力・性虐待についての理解を深めるとともに、被害者の視点に立って見えること、感じることを自分の身に引きつけて考え、支援者同士が真の意味で連携できる場を提供していきたいと考えています。
性暴力は複雑かつ被害の影響が大きすぎるものだからこそ、一人だけの力ではなく、お互いの力をあわせてチームで取り組んでいくことが大切です。教える→教わる、ではなく、SAFERに参加いただくすべての人が、SAFER Japan, SAFER Worldをつくっていく仲間となってほしいと願っています。

【具体的な内容】

まずはSAFER101に参加するか、やむを得ず参加が難しい場合には課題図書をお読み頂きます。
その後SAFERプログラムに参加することで、『単位』が取得できます。

この単位は将来的に性暴力・性虐待の支援を行う際、知識や情報のレベルを示すひとつの基準として使用していけることを目指しています。

①    課題図書を読む

②    SAFER101に参加する

③    SAFERプログラムに参加する(対象:支援者のみ)

詳細はそれぞれのサイトをご覧ください。

※SAFERのロゴについて:
さまざまな職業や立場の人々が協力して、つながって、性暴力のない社会をつくっていくことをイメージして作られました。